解説美空ひばりの主演作品

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美空ひばりの初の映画出演は、昭和24年の、「のど自慢狂時代」で当時はまだ11歳の少女でした。それから最後の作品となった、「ひばりのすべて」に至るまで、実に150を超す数の映画出演をしています。

しかも、出演した映画のほとんどが、主演としての作品というのですから、女優としても、常に長い間トップの座にいたことが、お分かりになるのではないでしょうか。ひばりが歌えば、映画の主題歌も大ヒットとなりました。レコード(歌)と映画の相乗効果が、より一層人気に拍車をかけ、彼女を不動の地位に導いたといえるでしょう。

そしてもう一つ、映画における美空ひばりの大きな功績として、映画で彼女の相手役に抜てきされる新人俳優の多くが、その後、日本映画史における大スターに育っていくという点です。中村錦之助(現・萬屋錦之介)、大川橋蔵、東千代之介、里見浩太郎、高倉健などがその代表といえます。

数多くの映画に出演しているひばりですが、ここでは特に注目すべき作品についてご紹介します。


美空ひばり_踊る竜宮城

踊る竜宮城-(1949年)

踊る竜宮城は、佐々木康監督の松竹作品。
この年に「美空和枝」から「美空ひばり」と改名しました。ひばりの3作品目となり、初のオリジナル曲「河童ブギ」が吹きこまれています。



美空ひばり_悲しき口笛

悲しき口笛-(1949年)

悲しき口笛は、家城己代治監督の松竹映画で初主演。
同じ年に計6本の映画に出演していてこれが5本目の作品。敗戦の混乱が残る世の中で、精一杯明るさを装い、けなげに明日を信じる少女を熱演し、人々に希望を与えました。ひばりは初主演だというのに、セリフも全部頭に入っていて、現場でも台本を開かなかったことで、周囲を驚かせたということです。映画も歌も、あれよあれよという間に大ヒットし、ひばりを一気にスターダムにのし上げました。



美空ひばり_東京キッド

東京キッド-(1950年)

東京キッドは、斉藤寅次郎監督の松竹映画。
同名レコードが大ヒットとなると同時に天才子役として演技を絶賛されました!アメリカから帰国してすぐ撮影に入った作品で、アメリカの靴磨きの少年の服装を真似たい、という母の要望から、チェック柄のハンチングを斜めにかぶり、服装はオーバーオールを採り入れ、当時としてはシャレた靴磨きの格好になりました。



美空ひばり_鞍馬天狗 角兵衛獅子

鞍馬天狗 角兵衛獅子-(1951年)

鞍馬天狗 角兵衛獅子は、大曽根辰夫監督の松竹映画。
主題歌「角兵衛獅子の唄」「京の春雨」当時ひばりも思春期に差し掛かり、ちょうど変声期の頃でした。声変わりで、歌手人生をダメにしてしまうのではないかと危惧した母:喜美枝は、思春期のくぐりぬけ方としてあえて男の子役をやらせていました。もし声変わりでひばりの声が、低音になったとしても歌を聴く人たちに声変わりと悟られないで済むと考えたのです。



美空ひばり_リンゴ園の少女

リンゴ園の少女-(1952年)

リンゴ園の少女は、島耕二監督の松竹映画。
もともとはラジオ東京(現TBSラジオ)の開局記念番組の放送劇として放送されました。主題歌「リンゴ追分」は戦後最大のヒットとなりました。



美空ひばり_伊豆の踊子

伊豆の踊子-(1954年)

伊豆の踊子は、野村芳太郎監督の松竹映画。
主演、世間から大好評を得ました。当時17歳のひばりは、共演者の石浜朗さんと恋の噂になるほどに。この作品は、演技をしない普段のひばりを撮るために、わざと遠くから撮影したり、気付かれないうちに、表情をたくさん撮影して良いところを編集するといった工夫がなされているようです。そのため、ひばりのリアルな演技や表情がたくさん観れる作品に仕上がっています。



美空ひばり_ジャンケン娘

ジャンケン娘-(1955年)

ジャンケン娘は、杉江敏男監督の東宝映画。
江利チエミ、雪村いずみと共演。この共演がきっかけで三人娘として人気を博しました。



美空ひばり_ロマンス娘

ロマンス娘(1956年)

ロマンス娘は、杉江敏男監督の東宝映画。
前作に続き同じく三人娘の映画。



美空ひばり_大当り三色娘

大当り三色娘-(1957年)

大当り三色娘は、杉江敏男監督の東宝映画。
三人娘他、室田明、草苗光子らと共演。



美空ひばり_花笠若衆

花笠若衆-(1958年)

花笠若衆は、佐伯清監督の東宝映画。
昭和55年映画「笛吹若武者」での初共演以降、共演が続く大川橋蔵と共演。この時期、映画大量生産時代で、ひばりは主演だけで年間12本、応援出演合わせると20本近く撮るという時代でした!



美空ひばり_女ざむらい只今参上

女ざむらい只今参上-(1958年)

女ざむらい只今参上は、渡辺邦男監督の松竹映画。
同じ年に弟、益夫が小野透という芸名でデビュー。



美空ひばり_べらんめえ芸者

べらんめえ芸者-(1959年)

べらんめえ芸者は、小石栄一監督の東宝映画。
同じ年公開の「東京べらんめい娘」を皮切りに「べらんめい探偵娘」と続き、べらんめいシリーズと言われた作品の一つ。清川虹子他、実弟の小野透とも共演。この映画は大好評で、この後も「続べらんめい芸者」、「続々べらんめい芸者」等と続編が続きました。ひばり自身は実に大人しく、どちらかと言えばおっとりしていて、とても「べらんめい」と江戸前の啖呵をきれるようなタイプではなかったので、そのギャップが魅力となりヒットしたのかもという見方もあります。



美空ひばり_忠臣蔵

忠臣蔵-(1959年)

忠臣蔵は、松田定次監督の東映映画。
東映発展感謝作品として第一部、第二部と上映。



天竜母恋い笠-(1960年)

天竜母恋い笠は、工藤栄一監督の東映映画。
若山富三郎、品川隆二らと共演。



美空ひばり_ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば

ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば(1963年)

ひばり・チエミ・いづみ 三人よればは、杉江敏男監督の東映映画。
7年ぶりに三人娘が共演した作品。他、室田明、清川虹子、高島忠夫、岡田真澄らと共演。



美空ひばり_ひばりのすべて

ひばりのすべて-(1971年)

ひばりのすべては、井上梅次監督の東宝、日本コロンビア共作映画。
ひばりの芸能生活25周年記念作品。



美空ひばり_女の花道

女の花道-(1971年)

女の花道は、沢島忠監督の東宝、日本コロンビア共作映画。
ひばりの芸能生活25周年記念作品。



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