解説永遠のスター

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美空ひばりDVD:昭和の歌姫「美空ひばり」思い出のあの曲を:永遠のスター 美空ひばりの、スターたるゆえんはどこにあるのでしょう。
浮き沈みの激しい芸能界に、40年以上トップとして君臨できたのはなぜでしょう。ひばりが亡くなって、もう20年以上経ちますが、彼女を超える逸材は、未だに発掘されていません。今もなお、ひばりの歌声は、多くの人を魅了しています。それは、何より表現者としての実力が、他の追随を許さない程、ずば抜けていたことです。ひばりの実力を3本柱にしてみました。

まず記憶力。
3歳の頃、既にひばりは、百人一首の句を、ほとんど全部暗記できた、というエピソードがあります。幼いころから、記憶力は抜群でした。生涯音符を読めなくても、すぐに歌えたのにはまず、 この並みはずれた記憶力があったからこそでしょう。

さらに理解力。
詞の背後にある感情まで、きちんと歌いこなすことができる歌手はなかなかいないと言われています。それゆえに、多くの人の心の琴線に触れることができ、共感を呼べたのです。
類いまれな記憶力と理解力は、芝居でも日本舞踊でも発揮され、どんなジャンルでも、ひばりほど抜群にこなす人はいないと絶賛されたほどです。

しかし、何といっても、抜群の歌唱力が彼女の最大の魅力でしょう。
9歳でデビューした時に既に、大人の声質だったひばりは、変声期で多少声変わりはしても、衰えることは決してなかった、と言われています。ブギヴギでデビューし、ジャズやポップスまでこなす幅の広さ。美空ひばりは、決して演歌だけの女王ではなかったのです。

美空ひばりDVD:昭和の歌姫「美空ひばり」思い出のあの曲を:永遠のスター もともと声が良い。
ひばりには、七色の声があると聴く人に思わせるように、色んな声を持っています。明るく幼い声、甘い声、勇ましい声、悲しい声、たくさんの声質は、曲ごとに見事に使い分けられていて、それぞれがきちっとハマるのです。

そしてどんなバッシングや、どんな不幸な出来事も一蹴できる程の歌唱力。
高音でも、声を張り上げずに歌う余裕があるのです。一般的に、ひばりの歌を歌おうとすると難しく、カラオケ用というより鑑賞用というイメージです。それもそのはずです。ひばりの歌を書いている、作詞家作曲家達は、あくまでも、女王ひばりの歌を書いているのです。女王に挑戦状を出すつもりで、挑んでいるのです。
常に勝つのはひばりでしたが、それほどまでに難易度の高いメロディラインや、テンポでひばりの魅力を、もっと引き出そうとしていました。一般人が歌いづらいのは、仕方のないことでしょう。

表現者としては、申し分ないひばりの実力。
しかし、ひばりを唯一無二のスターに押し上げた要因には、プライベートを犠牲にしてまでも、芸に生きた、その壮絶な生きざまも関係しているのかもしれません。

「美空ひばりには、神様がついているけど、加藤和枝には、神様はついていない」と、ひばり自身が言っていました。彼女の、生涯芸一筋の生き方に、人々はうらやましいような切ないような何とも言えない哀愁を感じていたことでしょう。皮肉にもその生き方が、ひばりのもう一つの魅力になるのかもしれません。



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